空間を整える外構

今回採用したのはオリーブ。
ただ樹種としてではなく、
この空間に成立する“樹形”を選びました。

枝の抜け方や重心の位置が、
そのまま空間の印象になるからです。

そして、そのオリーブを受け止めている門壁。

仕上げは塗り壁ですが、
高さの調整は発泡素材を使って、外構工事の中で行っています。

この敷地は高低差があるため、
門壁の高さが全体のバランスを大きく左右します。

高すぎれば圧迫感が出る。
低すぎれば締まりがなくなる。

だからこそ、この高さは
1cm単位で設計しています。

オリーブの枝ぶり、
建物のボリューム、
アプローチとの関係

すべてを合わせ込んで導き出したこの高さは、
少しでも違えば成立しなかったバランスです。

外構は、大きなデザインではなく、
こうした見えない精度の積み重ねで完成します。

Edir.では、植栽も構造も同じ重さで捉え、
空間全体を設計しています。